- あんまり手間の掛からない水槽はないの?
- 水槽の種類が多すぎてわからない!ズバリ教えて!
- ガラス?アクリル?結局どっちの水槽の方がいいの!?
水槽が欲しくてネットで調べても種類が多くて決め手に欠けていませんか?この記事では、アクアリウム歴7年の私が水槽の選び方と初心者に最適な水槽に絞ったランキング3選を紹介します。
水槽の選び方には明快なコツがあります。記事を読めば、長年使い続けられる水槽をスムーズに決めることができるでしょう!
ランキング1位に、手間の掛かる「水換え作業が不要」の水槽を紹介します。観葉植物と水槽が融合した驚くべき浄化システムが搭載された水槽は知らないともったいない!
水槽の選び方とは?初心者が失敗しない秘訣を徹底解説!
水槽には様々な種類がありますが、初心者が選ぶべき水槽の選択肢はそれほど多くありません。ここからは、水槽の選び方をマスターできる知識を伝授します。
自分に合った水槽を選び、不要な失敗を避けて楽しいアクアリウムライフを過ごせる一助となれば幸いです。
【意外な落とし穴】初心者が小さい水槽を使って失敗する理由
まずは、よくある初心者の失敗例から紹介します。
- 初心者は小さい水槽のほうが管理が楽でしょ?
- 最初から大きな水槽を買うと失敗したとき取り返しがきかなそう
上記は初心者が勘違いしやすい考え方です。しかし「最初のうちは小さい水槽を選んだほうが無難」というのは間違い。
小さい水槽は水量が少ないので、水温・水質の急変が起こりやすく生き物にとって大きなダメージを与える原因となります。
- 水温が外気温の影響を簡単に受けてしまう
- 水質の悪化が早いので水換えの回数が増える
30cm以下の小さな水槽だと、上記の問題が顕著に起きやすいです。水槽のサイズはできれば60cm、最低でも45cmのサイズを選ぶと失敗を避けやすくなるでしょう。
水質の安定・飼育できる魚の多彩さから「60cm水槽」がオススメ!
初心者にとってバランスの良い水槽サイズは60cm。さらに大きい水槽だと水温や水質の安定感は増すものの、必要な設備も割高になるためコスト面での負担が大きくなります。
- レイアウトの自由度が高い
- 水温や水質が安定しやすく、掛ける手間を削減できる
- 20cmクラスの魚も飼育の選択肢に入れることができる
- 外部式フィルターなど、割高な設備は必要ない
上記の理由から60cmクラスの水槽は初心者にオススメすることができます。レイアウトの自由度も高いのでワクワクしながら、少しずつ自分の世界観を水槽の中に作り上げていきましょう!
ガラス製?アクリル製?失敗しないのはガラス製水槽一択!
水槽はガラス製を選んでください。初めての水槽であえてアクリル水槽を選ぶ理由はほとんどありません。アクリル水槽を否定するわけではありませんが、初心者にとって際立ったメリットがない反面、大きなデメリットが目立ちます。
項目 | ガラス水槽 | アクリル水槽 | どちらがおすすめ? |
---|---|---|---|
傷つきやすさ | 傷つきにくい | 傷つきやすい | 掃除の手軽さならガラス |
透明度 | 長期間劣化しにくい | 劣化が早い | 長期的な美しさならガラス |
衝撃への強さ | 弱い | 強い | 安全性重視ならアクリル |
重量 | 重い | 軽い | 持ち運び重視ならアクリル |
加工 | 難しい | 簡単 | 円柱形など特殊な形ならアクリル |
直射日光 | 変形しない | 変形する | 置き場所を選ばないのはガラス |
長期使用 | シリコン劣化 | 少しずつ膨張する | 長期使用ならガラス |
上記の表から、特殊な形の水槽を使いたい場合はアクリル水槽一択ですが、それ以外は初心者にとってガラス水槽のほうがメリットが大きいことがわかるでしょう。
水槽の価格帯もほぼ同じくらいか、むしろアクリル水槽のほうが若干割高な傾向にあります。地震などで落下しないよう対策するのは必要ですが、初心者が長年アクアリウムを楽しむためにはガラス水槽を選ぶ必要があります。
【失敗しない】初心者が選ぶべき水槽ランキング3選!
具体的に初心者にオススメの水槽ランキング3選を紹介します。水槽を選ぶ決め手に欠けている方は参考にしてください。
【3位】GEX(ジェックス) ラピレスRV60GT LEDセット
曲げガラス水槽 幅60×奥行30×高さ36
人気の曲げガラス水槽でアクアリウムを始めるために必要なものはほとんどそろっています。底砂は自分で用意する必要がありますので、飼育したい生き物に合わせて購入してください。
特徴として、ろ過能力に定評のある「グランデ600」というフィルターが採用されている上に、曲げガラス水槽にしては価格もリーズナブル。すぐに飼育をスタートできる安心セットとなっています。
【2位】テトラ オールグラスアクアリウム600 熱帯魚セット
幅60×奥行20×高さ30
ブラックシリコンを使用したスリムでスタイリッシュな水槽セット。底砂は自分で用意する必要がありますので、飼育したい生き物に合わせて購入してください。
日本で一番使われているATフィルターを採用。水質調整剤やエサもついているためすぐに生き物を飼育することができます。初心者でも迷うことなくアクアリウムをスタートできるでしょう!
【1位】水換え不要の水槽「せせらぎビオトープ」
なんと「水換えが不要」な水槽が存在します。私も実際に使用しているので詳しく知りたい方は下記リンクよりどうぞ!
観葉植物と竹炭を使った浄化システムで水質を保ち、水換えの必要がない水槽です。観葉植物と水槽が一体化しているので部屋をおしゃれに飾ることにも一役買います。
浄化システムが優秀なので価格が高い傾向にありますが、すぐにアクアリウムを始められるセットになっている上に「水換え」という労力の掛かる作業を削減できるのは大きなメリットとなるでしょう。
- 飼育水
- 飼育する生き物
- 飼育する生き物のエサ
せせらぎビオトープは上記を用意するだけでアクアリウムをスタートできるので初心者も安心。手軽・おしゃれ・癒やしが一度に手に入るのでぜひ手にしてください。
水槽の選び方は簡単!最適な水槽で楽しいアクアリウム生活を!
多種多様な水槽が市場に出回っていますが、実は初心者がアクアリウムをスタートする際の選択肢はそれほど多くありません。
- GEX(ジェックス) ラピレスRV60GT LEDセット
曲げガラス水槽 幅60×奥行30×高さ36 - テトラ オールグラスアクアリウム600 熱帯魚セット
幅60×奥行20×高さ30 - 水換え不要の水槽「せせらぎビオトープ」
上記の水槽セットであれば迷うことなくアクアリウムを始めることができます。サイズは60cmの水槽がオススメですが、水槽を置くスペースの都合など好みで選んでもらえればと思います。
アクアリウムを存分に楽しめるよう、この記事でスムーズに水槽を選ぶための一助となれば幸いです。